天然素材100%のやさしい園舎で、
子どもたちの笑顔と健康を守ります。
子どもたちの健康を脅かす
シックハウス・シックスクール
いまや社会問題として全国にひろがりつつある「シックハウス」や「シックスクール」。建物に使われる新建材やビニールクロス、塗料や接着剤などから揮発する化学物質が人々の身体に溜まり、アレルギー性の病状を引き起こしているのです。子どもたちを悩ませるアトピーの原因のひとつとしても疑われています。建材に含まれる化学物質には国より安全の基準値が設定されていますが、それをクリアした建物でも残念ながら子どもたちの健康を守りきれていないのが現状です。
天然素材で造った園舎が
子どもたちの健康を守ります
まだ育ち始めたばかりの幼い子どもたちを長い時間「シックスクール」の温床となる場所に置いてはいられません。
ドリームこども園の園舎は身体にやさしい天然由来100%の建材を全面採用しました。
子どもたちが自由にハイハイしたり駆け回ったりできる、本物の健康保育をこの園舎で実践してまいります。
建材について
園舎に使用している素材は「口に入れても大丈夫なもの」というのが基本です。
例えば、こんな建材を使っています。
天然ムク材
[断熱材として]
防腐処理などの薬剤処理は一切行っていない天然のムク材です。触れてみると、夏はひんやりと涼しく、冬はじわっと温かい、本物の木の優しさが伝わってきます。また、室内が乾燥すれば水分を吐き出し、湿気が多い時は水分を吸い込むという調湿作用も持っています。
炭化コルク
[フローリングや建具に]
ワインのコルクを作成した残りを炭にしたもので、炭化するときに材木の樹脂が大きな固まりになり、それをスライスしたものです。床のムク材の下に敷き詰めています。断熱性・遮音性・防水性・防火性に優れています。コルクのやわらかさで、お子さまが倒れても衝撃を優しく吸収します。また、炭は空気の浄化・調湿にも効果があります。
漆喰
[外壁・内壁に]
漆喰(しっくい)の成分はカルシウムでもある石灰岩です。1,200度の熱でも燃えず、湿度を調節したり空気を浄化する作用を持っています。
柿渋(かきしぶ)
[防腐・防カビ・塗料として]
床や壁のムク材に塗っています。渋柿の絞り汁を発酵させたものです。防腐・防カビ・防虫と抗菌効果は抜群です。また、時間が経つほどに、徐々に深い味わいの色味に変化していきます。
米のり、にかわ
[接着剤として]
木材の貼り合わせなどに使うのりはすべて米のりを使用しています。米のりとは、その名の通りお米を炊いて練ったものです。接着力も強く耐久性があります。300年以上もつといわれています。 また、にかわは動物の骨や皮を煮たもので、ゼラチン=コラーゲンです。フローリングなどの瞬間接着剤(5秒で接着)として使用しています。
※建材写真はいずれもイメージです。